はい!こかじです。

「運動は子供のサプリメント」(最終回)

「運動は子供のサプリメント」(最終回)

食事に関し1985年以降、コンビニ、ファーストフード、冷凍食品など季節問わず「食」で手に入れることに困る事はなくなりました。
しかし、その簡単に食べ物が手に入ることにより子供達、そして大人達の食は乱れ、睡眠のタイミングも不規則になってきました。間食。ゲームのしすぎで眠くならない。

運動、食事、睡眠(休息)は三位一体であり、どれが欠けても、からだと心に変調をきたします。特に子どもへの影響は深刻です。
発表文のなかでこのようにあります。
保護者は自分の家庭の生活習慣をときどき見直してほしいと思います。運動も、食事も、睡眠も、一気に改善しようと思うと大変です。そこで、そのなかの1つ、一番、改善しやすそうと思うことを見直していただければと思います。これらは相互に関係していますから、どれかひとつがうまく行くとほかもうまく行きだします。
家族全員で料理を作って食べる、時間になったら部屋を暗くして寝るなど、どれかひとつをまずは始めてみてはいかがでしょう】
まずは「習慣作り」なのです。
私の(保護者)スケジュールに子供を当てはめてはいけないのです。
なぜなら子供達は今「成長段階」なのですから…

「睡眠」の重要性【抜粋より

日本小児保健協会の調査によると、乳幼児が午後10時以降に就寝する割合は、1歳児を例にとると、1980年度では25.7%でしたが、2000年度には54.3%に増えています。子どもの夜更かしは、すでに乳幼児期から始まるようです。
昔から寝る子は育つといいますが、子どもにとっての睡眠は、成長や発達に重要な意味を持っています。
寝るのが遅くなる理由には、家族全体が夜型になっていることも考えられますが、テレビやビデオなどをあげる人も少なくありません。
保育園でも「お昼寝」の時間があります。
私自身、とても良い事だと考えます。大きくなるにつれ、その時間に眠る事が難しくなる子もいるでしょう。

そんなときは布団に入って「休む」。
それでよいのではないでしょうか。成長ホルモンの分泌など、大人とは違う体なのですから。その前にご家庭から一つずつ取り組む事により、総体的により良い方向に変わって行きます。
早起きする子、要するに生活リズムが良いお子さんは集中力や、
勉強効率もはかどるそうです。
大きな会社の社長さんや仕事のできる人たちは、新しいものを生み出そうとする時、作りだすのはほぼ午前中に絞って行います。
事務作業など継続的に行う仕事は午後に、
逆算すると早く寝て早く起きる、ということです。

運動だけでなく、食と睡眠という生活習慣をトータルに考え、そのことに周囲の大人たちがきちんと関わっていくことです。
保護者の方は、子どもの目線に立つこと、保護者自身の子ども時代は周囲に色々な「先生方」がいたと思います。
学校の先生・近所のおばチャンおっチャン・習い事の先生・おじいちゃん・おばあちゃんなどなど。今思えば、親に怒られることよりそういう方々に指導を受けたように思います。
また遊びに関しても。
そのような環境作りを今のお子様にしてあげることはなかなか…
ですがお家で出来ることはあります。習い事先に全て信頼の中でお預けになることも1つです、そこにあと一つ「今日どんなことしたの?」「お母さんのときはこんなこともしたよ!!」など一言添えることにより「共有」すること。

「成長」の理解

プレ・ゴールデンエイジ(5歳~8歳頃)

神経系が健著に発達する時期。体内にさまざまな神経回路が複雑に張りめぐらされていく大切な時期なのです。
この時期の子どもたちは集中力が長続きせず、常に新しいものに興味が移っていくといった特徴を持っています。
「うちの子供は集中力がないからダメ」ではなく、成長の段階では自然な欲求の現われなのです。集中力がないのではなくむしろ、どの行動・周りの環境に興味を高いレベルで集中力を持ちながらも、常に多種多様な刺激を身体が求めている、と理解した方が良いようです。
子供の運動に関し中村先生はこの様にかいております。
【子どもたちのこのような集中力を利用し、飽きさせないで楽しませるためには、多彩なアクティビティ(遊びの要素を含むもの)を与えていくことが1つのポイントです。鬼ごっこや、木登り、ボールを使ったさまざまな遊び、それらの動き一つ一つが、後になって
貴重なものとなって身体の中に刻まれていくのです。次に訪れるゴールデンエイジを生かすも、殺すも。この時期次第といってよいでしょう。この時期は多種多様な動きを経験させることが大切です。
現在、小学校体育の学習指導要領でも、基本方針に「多様な動きを経験させることが大切」といった趣旨が明記されるようになりました。スポーツの基礎づくりが多面的であればあるほど、後に専門的なスポーツを行った時に覚えるのが早いと言われています。

ゴールデンエイジ (9歳~12歳頃)

9歳~12歳頃になると、神経系の発達がほぼ完成に近づき、形態的にもやや安定した時期に入ります。
この時期は 、動作の習得に対する準備態勢(レディネス)も整い、脳・神経系の柔らかい性質も残しているという非常に得意な時期として位置づけられています。
一生に一度 だけ訪れる「即座の習得」を備えた動作習得にとって
、もっとも有利なこの時期は、「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、世界中どこでも非常に重要視され、サッカーに(他のスポーツでも 同じです)必要なあらゆるスキル獲得の最適な時期として位置づけられています。しかし、この「即座の習得」は、それ以前の段階でさまざまな運動を経験し、神経回路を形成している場合にしか現れません。だからこそ、プレゴールデンエイジも重要となるのです。

ちなみにポスト・ゴールデンエイジ (13歳頃以降)

ゴールデンエイジを過ぎると、発育のスパート期(思春期スパート)を迎えます。
骨格の急激な成長は、支店・力点・作用点に狂いを生じさせるため、新たな技術を習得するには不利な「クラムジー:Clumsy」と呼ばれる時期となり、今までにできていた技術が、一時的にできなくなったりすることもあります。
この時期は、スキャモンの発育発達曲線を見ると、生殖器型で、ホルモンの分泌の著しくなる時期です。男性ホルモンの分泌は速筋線維の発達を促し、それまでに身につけた技術を、より速く、より強く発揮することを可能とさせてくれます。

*遊びをどう楽しませるかが大切*

子供達の心の問題があります。どのようにコミュニケーションをとっていいかわからない子が出てきています。
私が行っている「フィットネスガレージななお 体操教室」でも、
必ず2人組の運動を取り入れています。
相手に対し、どこまで力を加えると倒れるか、どのくらいなら痛くないか、ここで「加減」を覚える事と、2人一緒に動く運動では、
どちらか1人でもふざけてしまうとできない「協力」の2つを
覚えてもらっています。
ゲームは1人でできます。先日子供達にジグザグに走る、そして跳躍する(幅跳び)という運動をしました。子供の1人が「こんなの簡単。ゲームでしたことある!!」と得意げにいいました。
実際すると上手く行かず、子供自身はもっとできるものだと思っていたのが…頭とからだのバランス。ゲームのようにはいかないようです。

30代後半以上の大人世代が経験した遊びは、遊んでいる中で、自分たちでルールを作ったり、「既製品」ではなく創意工夫をして楽しく遊んでいました。
私の頃(30代ですが)沢山の人数で遊ぶ時、下は年長さんから上は6年生までと同じルールの中で遊んでいました。
正確には「遊べていた」年長だった私は鬼ごっこでは「5回タッチされると鬼になる」という特別ルールを作ってもらって楽しんでいました。野球になればお兄さんが「下から投げてくれる」などといった具合に。
しかしながら、昔ながらの遊び方が今無くなってしましました。

*最後に*

私自身も特に運動の中で気をつけています幼児期に身につけておくべき基本動作は36種類あります。
子供達は遊びや日常のなかで自然に身につけていきます。
しかし大変便利になった反面、さまざまな動きの体験が公園のように奪われています。子どもたちにとって必要不可欠な、からだを動かす体験の絶対量が不足した結果、一昔前なら当たり前だと思っていた動きが難しい。そういう時代になりました。

今現在の子供・大人の多くは、指先だけでの運動で、実際の運動はしていません。
「小手先」って言葉がありますように、まさにそれなんです。
しっかり子供の頃にカラダを動かすことが出来た場合、将来的に
子供の脳の発育を助け、補助し、運動こそが健康補助食品と同じになります。
子供にとって「運動こそが今必要とされている、子供のサプリメント」なんです。
このように「運動」運動だけに留まらず様々なものに波及致します。
そしてそれらは、決して難しい事ではなく、ご家庭から手に入れることが出来るのです!!
最後まで読んで頂いた皆様ありがとうございました。

フィットネスガレージななお
小梶 崇(コカジ シュウ)

過去の投稿

->「運動は子供のサプリメント」(最終回)

プロフィール